このページは佐渡女子高 希望の森のページです。
同窓会の「母校の近況」は、「希望の森」と改称して、「県立佐渡女子高等学校を振興する会」が発行することなりました。


(1)               希  望  の  森                  平成14年1月30日

近況報告 
新潟県立佐渡
女子高等学校 
校長 成田善一
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二〇〇二年の新しい年を迎えました。
咋年は期待をもつて迎えた二十一紀で
したが、国の内外わたって多事多難な
一年でした。今年こそはそらの困難に
めげず、一歩ずつ前進する年になりす
よう、心から念願しいものと思います
。去る十月六日には、母校の創立九十
周年の記念式典を盛大に取り行うこが
できました。また記事業には多くの皆
様か多大なご芳志をいただき、充分に
所期の目的を達成することができまし
た。ここに厚くお礼を申上げます
さて、この度同窓会の「母校の近況」は、
「希望の森」と改称し皆々様におかれまし
ては、ますますご清祥のこととお喜ぴ申し
上げます。また、日ごろより本校への絶大
なるご理解、ご支援を賜り衷心より厚く御
礼申し上げます。三月に五十七名の卒業生
を送り、新たに一年生六十名を迎え二百二
名で出発した平成十三年度も残り少なくな
りましたが、振り返ってみますと、十月六
日に挙行されました創立九十周年記念式典
が、本校の沿革史上も生徒及ぴ職員の記憶
にとりましても最大の事業でありました。
これも偏に金井町ご当局をはじめ地城の方
々、旧職員、紫苑会及びPTAそして本校
関係各位の物心両面からのご協力の賜であ
り、その中心行事でありました厳肅な式典
を体験できる幸運に恵れました生徒、職員
一同、この上ない喜ぴとして感謝申し上げ
ておるところであります。この本校の歴史
に新しい一頁が加えられたことを機に意を
新たにし、現在の日本全土を覆う改革とい
う荒波に抗していかなけれぱなりません。
本件におきましても少子化の波も加わり、
さて、この度同窓会の「母校の近況」は、「希望の森」
と改称して、「県立佐渡女子高等学校を振興する会」が
発行することなりました。この会には紫苑会だけでなく
、PTAや地元の行政に関係する方々、地域でいろいろ
な役割を担つている方々等々、幅広く多方面から参加し
ていただいて結成されております。これからの時代の流
れに即応して、活き活きした学校、魅力のある学校を維
持していくことを目指して、物心両面からの協力体制を
つくっていこうとする会です。「希望の森」はこうして
装いを新にして発行することになりました。母校は明治
の頃より、地域の方々をはじめ大勢の人々の献身的な努
力によって、特に女子教育の伝統校として長く歴史を重
ねて参りました。社会は今めまぐるしく変化し、考え方
も多様化し、それと共に混迷と不安も増してきておりま
す。このような時にあって家庭においても社会おいても
、女性は女性本来の特性と能力を白覚して、これからの
時代に向かっていかなけれぱならないと思います。「希
望の森」がこれまの「母校の近況」にもまして、皆様と
学校との強い絆に役立つことを願い、ご理解とご支援を
賜わりますようお願い申し上げます。
高校改革が急速に進行し、高等学校の整理統合及び改組という計画が、この佐渡の地にも具体的な形で追ってきおります。さて、本年度の生徒
の活動状況でありますが、八月に福岡で行われました全国高等学校総合文化祭の郷上芸能部門に新潟県代表として参加し、全国に本校の名を知
らしめた「絵瑞夢座」をはじめとし、島内においても陸上競技部が活躍し、久しぶりに入賞する等、各クラプとも九十年の伝統校の力強さを示
してくれました。これらの成果を上げることができたのも一朝一夕にできるものではありませんし、生徒の弛まない日々の練習に加え、これを
取り巻く各位のご支援があってのことであります。派手さはないまでも確実に力をつけていく竪実さが感じとれます。また、昨年、一昨昨年と
皆無でありました四年制大学への進学者が、本年度は五名、短期大学への進学者も四名と進学率も上り、普通科高校としての面目躍如といった
ところであります。これも生徒諸君の先を見越した意欲と努力の結果であると喜んでおるところであります。しかし、就職に関しては、社会全
休が不況の風を受け、島内はもとより全国的にも難しくなってきております。アジア諸国の第二次産業への台頭により、日本も三次産業への転
換期を迎え、創造力、実力のある者が求められています。高校生の就職難も今後長く統くものと思われます。どちらの道を歩むにしても、人問
性の重要さは勿論のこと、実力がものを言う時代であります。今後も基礎基本の学力の定着をはかるため、各生徒の状況に応じた小人数指導等
の工夫が必要になってきます。このような観点から、今の生徒が今後どのような生き方ができるのか、その育成にも力を注いでいかなけれぱな
りません。本校に赴任して参りました第一印象が県内には類を見ない恵まれた環境と生徒の明るさでありました。これも人間にとって非常に大
切なことではありますが、今の社会に通用する人材の育成もより大切です。自分の現在の姿を謙虚に見つめ、杜会に通用する創造性に富んだ素
養、より豊かな入間性の高揚に努めていかなけれぱなりません。来年度からは『学校週五日制」、「学校評議員制度」、そして平成十五年度入
学生からは新「学習指導要領」による教育課程の編成とこれまでとは異なった新しい教育制度の時代を迎えますが、学校はもとより、ますます
家庭及び地域の役割も重要になってまいります。今後とも倍旧のご理解とご支援をせつにお願い申し上げますとともに、各位のますますのご健
勝を祈念申し上げましてご挨拶とさせていただきます。


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