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新潟日報、にいがたデーターバンクさんより


◎金井町長に初当選、町議補選で37年ぶり女性議員
 近藤浄太町長の辞職に伴う金井町長選と議員辞職に伴う同町議補選(欠員一)は二十二日の
 投開票の結果、町長選は無所属新人で前助役の加藤幹夫さん(60)が無所属新人で前町議の
 近藤和義さん(46)を大差で下し、初当選を決めた。やはり無所属新人同士の一騎打ちになった
 町議補選は、昨年四月の県議選両津・佐渡区に立候補した平田緑さん(49)が今年六月の
 衆院選2区に挑んだ川原勇さん(61)を破り、同町としては三十七年ぶりの女性議員誕生を
 果たした。
 県知事選とトリプル選挙になり、投票率はいずれも八八%を超える高率となった。
◆初当選の金井陣営
 加藤幹夫陣営では、午後八時すぎから三瀬川の連絡事務所に次々と支持者が集まり始めた。
 開票が始まる九時前、会場にあったテレビが県知事選の平山征夫さん当確を伝えると、
 支持者は「こっちも早く当確が出てほしいね」。投票率が発表になると「これなら加藤に
 有利か」などとざわめきが起こり、ケーブルテレビの開票速報に見入った。
 陣営の幹部たちは、選挙戦途中とは打って変わってリラックスした表情。九時半前には、
 当選した場合に加藤さんに手渡される花束も届いた。
 「二千五百票を超えた」―。九時四十六分、開票所の支持者から電話連絡。当選を確信し、
 目を赤くする幹部がいる一方で「あと一束」と最後まで携帯電話での情報収集に抜かりが
 ない人もいた。
 十時、選管の中間発表で加藤さんの得票数が三千五十票と過半数を突破。事務所に入りきら
 ないほど集まった百人以上の支援者が大きな興奮の渦に包まれた。その瞬間、加藤さんが
 手を高々と挙げ、夫人の紀美子さんとともに登場。拍手にわく会場に万歳三唱の声が響き
 わたった。
 孫や支持者から花束を受け取った加藤さんは「うれしい。ただそれだけ。選挙戦を通じて人
 と人とが心を通わせる町づくりが実現できると自信がついた」と大きな体を折って深々と頭を
 下げ、目に涙をにじませた。
 加藤さんは二十三日午前一時ごろ、選管委員長から当選証書を交付され、同九時前に初登庁。
 全職員を前に訓示した後、関係機関へのあいさつ回りなど初日から公務に追われた。

◆町議補選で約1割の無効票
 金井町で県知事選、町長選と同時に行われた町議補選は、欠員の一議席をめぐって新人二人が
 争った。投票結果を見ると、投票した五千六十九人のうち、約一割に及ぶ五百票が無効だた。
 内訳を見ると、別の候補者名の記載が二十七、雑字などの記載が百二、記号・符号記載が
 六十二、白票が六割以上の三百九票だった。
 一割近くの無効票について県選管は「一割の数字は多い」と印象を述べる。開票作業を進めた
 金井町選管も「多いと思う」と言い、「町議補選の立候補者二人は町へ転入してきた人たち。
 候補者を知らない町民もいたのではないか」との見方も示した。

◆37年ぶりの女性議員、当選
 平田緑さんは、同町新保の民宿兼自宅で支持者数人とリラックスしたムードで吉報を待った。
 立候補を決めたのは告示のわずか二日前。「なんとか無投票だけはやめさせて」という声に
 推されて決意したという。
 選挙戦では、町内各地で行った街頭演説を中心に、友人・知人への電話作戦を展開した。
 「町の女性が頑張っているのに、女性の意見が町政に反映されない」と訴えてきた。
 しかし「百日戦争といわれた県議選のときに比べればはるかに楽でした」と運動を振り返る。
 午後十時半前、支持者から次々と「当選確実」の電話連絡が入り、平田さんも満面の笑みに。
 支持者を前に平田さんは「この町に女性議員がいなかった三十七年間の空白を少しずつ埋めて
 いきたい」と抱負を語った。
 一方、川原勇さんは、街頭演説で支持を訴えたが、及ばなかった。
(00/10/24)

◎金井温泉「金北の里」で入館者50万人突破

 金井町中興の金井温泉「金北の里」で二十日、オープンから約七年で入館者が五十万人を
 突破し、幸運な五十万人目となった同町泉の渡辺テイさん(87)に記念品が贈られた。
 開館直後の午前十時すぎに訪れた渡辺さんは、町社会福祉協議会の本間澄夫副会長らから
 記念品と花束、入浴券を贈られ、「本当にありがたい。毎週水曜日にバスで来ます。ここの
 お湯は腰に効くみたい」と感激し、思わず涙ぐんでいた。
 また、四十九万九千九百九十九人目の同町泉の余湖ハツエさん(75)と、五十万一人目の
 同町中興の江口テリさん(88)にも入浴券が贈られた。
 「金北の里」は、一九九三年七月にオープン。九六年から町内を巡回する送迎バスが導入
 されたほか、昨年三月には温泉に隣接して町健康保養宿泊施設「湯場の宿」が完成し、関係者
 は「五十万人突破は予想より早いペース」と喜んでいた。
 同温泉では、五十万突破を記念して二十日から約一週間、ビニール製のタオル入れを入館者に
 プレゼントする予定だ。
(00/09/21)

◎商工会創立40周年を祝う

 金井町商工会の創立四十周年を祝う記念式典がこのほど、同町千種の町民会館で開かれた。
 会員、来賓ら約百八十人が出席し、地域の商工業振興に貢献した功労者らが表彰された。
 同町商工会は一九六〇(昭和三十五)年八月、地域の商工業の発展を目指してスタートした。
 現在の会員数は二百二十五事業所。
 式典では、鈴木良晴商工会長が「オイルショック、円高不況などの中で、金井町商工会は
 地域活性化の指導的な役割を果たしてきた。経済環境は依然、厳しいが、今後も
 中小企業振興や地域経済発展に力を尽くしたい」とあいさつした。
 続いて、歴代商工会長の石船耕一さん、商工会退任役員の本間隆治さんら功労者八十三人と、
 小林三四吉さん(コマツ佐渡)、花田佐智子さん(佐渡産青連)ら永年勤続優良従業員五十人
 が表彰された。
 会場を埋めた参加者は、商工会の組織強化と財政基盤の充実、後継者育成と商業の振興など
 四項目の実現に向け決意表明を行い、力を合わせて厳しい状況を乗り越えようと誓った。
(00/06/20)

◎予想超える結核検診者

 金井町の男性皮膚科開業医が肺結核を発病し、院内感染の恐れがある問題で、通院していた島内の
 乳幼児四百五十人に対する初回の集団検診が十四日行われた。受診したのは予想を上回る
 二百六十人。二回目の検診予定を前倒しして訪れたり、通院していなかった兄弟にも検診を求めたり
 する親子連れの姿が目立ち、不安の大きさをうかがわせた。
 初回の会場は同町千種の厚生連佐渡総合病院(服部晃院長)。県相川保健所(五十嵐良一所長)が
 中心となり、同病院と両津市民病院の小児科医らの協力を得て、無料でツベルクリン反応検査を実施
 した。事前の予定では二百二十―二百三十人が検診の対象になっていたが、実際の検診者数はこれを
 上回った。
 十一カ月の長女と訪れた金井町の主婦(25)は「本当は二十一日の二回目の検診予定だった。保健所
 から検診の通知が届き心配になって翌日には検診を求めたが、門前払い。仕方なく初回の検診日まで
 待った」と怒りが収まらない様子だった。
 長女(5才)と長男(4才)の姉弟を連れだった羽茂町の男性会社員(42)は「アトピーで通院していた娘に
 だけ検診の案内が届いた。受診しなくても息子も連れて通院していたので、息子の検診もお願い
 した」と家族への感染を心配した。
 一方、集団検診の受け付けなどの対応に追われた同保健所の磯部征一次長は「安全に安全を重ね、
 開業医の発病から四カ月さかのぼって検診対象を広げた。特に抵抗力の弱い乳幼児には慎重を期
 した」と話した。
 会場や医師の協力をした佐渡総合病院の服部院長は「島内に皮膚科は二つしかない。そのため、
 これだけ大規模な集団検診になったのではないか」と島内事情を説明していた。
(00/05/16)

◎大佐渡スカイライン4月27日開通へ

 土砂崩れの影響で開通が危ぶまれていた島内最大の観光ロード、大佐渡スカイライン(金井町新保
 ―相川町大間町)が二十七日午前八時から両口で開通する。例年通りゴールデンウイーク前に開通
 できたことに、観光関係者はほっと胸をなで下ろしている。
 雪のため冬季閉鎖された大佐渡スカイラインの開通時期は毎年、四月下旬。しかし、金井町側から
 大佐渡スカイラインにつながる防衛道路は、今月五日の土砂崩れの影響で開通が危ぶまれ、旅行会社
 からは「相川側だけ開通してもバスは通せない」という声も出ていた。
 そんな中、二十四日に開通時期について、佐渡観光協会、航空自衛隊佐渡分とん基地、相川署、
 県相川土木、林業両事務所などが二回目の協議。現場も確認し、ドライバーに注意を呼び掛ける
 看板の設置など、対応策を決め、二十七日の開通にゴーサインを出した。
 ぎりぎりの時期の開通決定に佐渡観光協会長の和倉政三相川町長は「スカイラインは沈滞する観光
 にとって重要。関係者には無理を言ったが、今後可能な限りの安全対策をしたい」と話していた。
 土砂崩れのため、一般車両は一部片道通行、大型バスは金井町側からの一方通行で対応。午後四時
 から翌日午前八時までは、安全のため当分の間、全面通行止めとなる。道路の補修やガードレール
 の点検を終えた後、二十六日には関係者のパトロールで最終確認する。
(00/04/25)

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